一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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☆ニコラ・プッサン作「自画像」(1649-1650年)
allegory5.jpg



芸術の寓意をこめた作品で、一番描かれるモチーフが「芸術の女神」。
この作品は、自画像というタイトルもあるので、何枚かの絵の前にいる画家のセルフポートレートと一瞬思いますが、おじさまの向かって左後ろにこんな↓人が描いてあります

allegory6.jpg

この女性の冠、ひとつの「眼」を持っています。冠に眼があるって、ただの女性像とは思えませんよね。ということで、これは「視覚」を意味しているという解釈がもてます。視覚=芸術の寓意ということです。
さらに、この女性を包むように対面から手が伸びてきていますね。これは誰でしょうか。プッサンが寓意を抱こうとしているのでしょうか。


ちなみに、画家の右に書かれている文字は「レザンドレーの画家ニコラ・プッサン、56歳、ローマにて、聖記念の年1650年」


つまり、記念に描かれた自画像ですが、
絵筆を持たず何かを語ってくる自信に満ちた表情や、
寓意としての絵画をいれることから、相当な自負心を感じる作品です。

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