一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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りんごと聖母子の絵、これがセットで描かれるときは、
アダムとイヴの原罪を象徴し、救世主としての宿命を暗示していると
前回の記事で紹介させていただきましたが、
真同じのモチーフでもこんな作品を発見いたしました。

☆アルブレヒト・デューラー作「聖母子像」(1498年)
apple59.jpg



一瞬、よく見かける聖母子像にも見えますが、マリアの顔、かなりこわばっています。
幼いキリストは、肥えた体とずんぐりとした顔、そして原罪の象徴であるリンゴを後手に持っています。
(なんだかキリストの右手、ちょっとヤバイ指のポーズにも見えますが、これは気のせいでしょう。。。)


愛情に溢れた慈愛に満ちた雰囲気の聖母子像が多い中、これはかなり異色な作品。

じゃあ、なぜ、このような作品を描いたのか。。

それは、当時盛んになっていた、ルターによる宗教改革運動の思想に、デューラーが共鳴していたからといわれています。

その信仰心の迷い(?)のようなものが、こちらにビシビシ伝わってくるのが、
天才と呼ばれるデューラーの力量だなぁと改めて感じる作品。



ちなみにWikipediaで宗教改革について調べてみたのですが、
私にはよくわからない。。。(日本史専攻だったので 笑)

一応引用を貼っておきます↓

【宗教改革とは、16世紀(中世末期)のキリスト教世界における教会体制上の革新運動である。ルターの贖宥状批判がきっかけとなり、以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、プロテスタントの分離へと発展した】

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