一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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☆アンナ・リー・メリット作「イヴ」(1885年)
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膝を抱えて座り込む、生の人間らしいイヴを描いたこの作家さん、女性です。
もともと旧約聖書では、イヴが先にりんごを食べたことから
”アダムにリンゴを差し出すイヴ ”という構図が多いように思います。
アダムを誘惑するイヴ――。
そのあたりに霊感を刺激され、魅惑的なまなざしのイヴが美術作品に登場することが多い中、
この絵は趣きが違いますね

かじられたリンゴは地面に落ち、
それを食べてしまったことへの後悔や懺悔の気持ちに打ちひしがれているイヴが描かれています。
(手の向きが伸びをしているようにも見えますが。。。)
そして、普通の絵画なら作品の見せ場である「イヴの顔」が見えません
力なく地面をつたう美しい髪の毛からチラっとイヴの顔が見えれば官能性も増し、男性画家の描きそうなポーズにも思えますが、それをせず、イヴの悲しみをコンセプトにおいた作品にしたのは、なるほど、女性作家。


旧約聖書 (図解雑学)旧約聖書 (図解雑学)
(2009/06/16)
雨宮 慧
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