一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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今回は暗めの作品となります。。


☆ヒューゴ・シンベリ(シンバーグ)作「傷ついた天使」(1903年)

2angel9.jpg

これまで紹介してきた天使の絵のような華やかさはなく
天使と人物2人が、
黒、白、黄土色と、モノトーンに抑えられた色調の画面として描かれています。



なんとも憂鬱というかメランコリックな気持ちを誘う作品ですね。



目隠しをされて運ばれる少女の天使、
先頭の少女は黙々と運ぶ作業をこなし、
後ろの担ぎ手は鑑賞者にガンつけている、、、のか(?)、こちらを意味ありげに見ています。

この作品が描かれた背景や意味にとても興味を持つ作品ですが、
作家自身が特定の解釈を与えてはおらず、鑑賞者にこの作品のストーリーを委ねて描いたようです。



天使を拡大してみると
2angel10.jpg

傷ついた天使というタイトル通り、羽から血を流しています。

というか良く見ると、目隠しが微妙に目から外れているような。。。?
垣間見える目は瞑られているようです。

そして少女が握り締めているのはマツユキソウというお花。
これは癒しと再生のシンボルということで、
この枯れ果てた憂鬱な絵に、一筋の希望を添えています。


一目みると忘れられない作品です。



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