一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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3月、日中は春の陽気に包まれていますね☆
ということで、「春」を描いた絵画をご紹介いたします

☆ボッティチェリ作「春(プリマヴェーラ)」(1482年)
Botticelli1.jpg


「春」といえば、私は真っ先にこの作品を思い浮かべました。

この作品でいう「春」とは「愛の寓意」を示していて、
描かれているギリシャ神話の神様にはそれぞれ意味があります

この作品の解説は長くなりそう、、、




まず、真ん中に立ちこちらを見ているのが、愛の女神ヴィーナスです。


画面一番右手が西風の神ゼピュロス、
青し白い怖い顔をしていますが、心優しい神様で、春を運ぶ役割もしています。

ゼピュロスと一緒にいるのがニンフ(妖精)のクロリスという女性。
ゼピュロスとクロリスは結婚し、クロリスは花の女神フローラに変身します。
ちなみにクロリスの口から溢れているヒメツルニチソウという花は、結婚を表しているそうです。

クロリスのすぐ隣の女性で、薔薇のドレスに身を包み薔薇をたくさん持っている女性が、
クロリスの変身後の花の女神フローラです。
薔薇は愛の女神ヴィーナスの持物でもあり、「愛の勝利」を表します。


そして、画面一番左の男性は伝令神ヘルメス。
雲をなぎ払う動作は愛欲を制御する理性を表しているとともに、春の到来を告げています。


ヘルメスのとなりの3人の手を取り合っている女性たちは
ヴィーナスの従者である3美神で「美」「貞節」「愛」を示しています。


中央ヴィーナスの頭上には目隠しをしたキューピッドの姿も。
これは盲目の愛を示しています。
「愛の矢」で、3美神の「貞節」を狙っていますね。
「貞節」は、すでに熱い視線をヘルメスに投げかけていて、恋をしている様子。




とはいえ、この絵画にこめられた寓意はいまだ研究中のようですので、
自分なりに解釈してみるのもおもしろいかもです☆

人物達の足元咲いている花も、非常に丁寧に描写されていて、見所です。




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