一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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前回ご紹介したのはラファエロに心酔していたアングルの作品でしたが、
逆にラファエロのことを侮蔑していた画家もいます。

☆ジョン・エヴァレット・ミレイ作「ジェイムズ・ワイアット・ジュニア夫人と娘のサラ」(1850年)
paintingInArt8.jpg
ジョン・エッヴァレット・ミレイは、ラファエル前派と呼ばれる集団の画家さんです。

ラファエル前派(Pre-Raphaelite Brotherhood)のラファエルとは
ルネサンス期の画家ラファエロのことで、
自分の目指す美は、ラファエロよりも前の美術である、としていた集団です。

この肖像画の壁に掛かっている版画は、
左からラファエロの「小椅子の聖母」、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、
ラファエロの「アルバ家の聖母」。

ラファエロは優美な丸みのある「曲線」が特徴の画家だったのですが、
この肖像画では、人物の表情も硬直し、
いたるところで「直線」的な表現が用いられ、対比させています。

若かりしミレイが、自らの理想に燃えていたことを暗示している作品です。

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