一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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造形の美しさよりも、
自然の光の移り変わりや、一瞬の空気感を描くことに生涯をささげ、
花のある風景を頻繁に描いた画家「モネ」の花の絵をご紹介

★彼の家には、バラや季節の花々が咲き誇る
通称「モネの庭」と呼ばれる自慢の庭がありました。
そこで移ろい行く自然の[光]と[色彩]の美しさをを描いていました。
どれも画家自身が大切に育てていた花。
今回は数あるお花の絵から2点を。

☆クロード・モネ作「モネの庭 (アイリス)」(1900年)
monet.jpg


紫色のアイリスの光と影における色彩の対比がとても鮮やかな作品。
緑と紫(さらに茶色と水色)という個性の強い色が溢れているにも関わらず、
それが調和して互いの色を引き立てあっています。。。!すごいっ
あ、前回の記事で触れたアイリス、モネも育てていたんですね~!ミュシャと時代もちょうど同じくらいですが、アイリスひとつとっても、描き方が全く違って面白いですね


☆クロード・モネ作「ジルベニーのバラの道」(1920-1922年)
monet2.jpg


ジルベニーとは、モネが晩年住んでいた地名です。この作品も彼の庭で描かれたのですが、本当に立派なお庭だったんだなぁと改めて思います。水面の描写も見事です



もう1点ご紹介。

☆クロード・モネ作「ジルベニーのバラの並木道」(1920-1922年)
monet3.jpg


これは上述のバラの道を描いている作品ですが、全然印象が違いますよね。
モネは、晩年白内障で、色彩の区別がほとんどつかなくなっていたと言われています。
おそらく、その目の状態でそのまま捉えた印象を描いたのでしょう、
心象的な作品に見えつつも、画家の力強い絵への執着心が伝わってくる作品ですね


モネの作品は、近くで見ると、ただ絵の具が生っぽく置かれているように見えるけど、
離れてみると、その無造作な色と思えたものが、空気感を帯びて1枚の絵となる。
少し技術的にいえば、色の3原色ではなく、光の3原色を巧みに描いたということです

デッサンも色彩もしっかりと把握していた、才能溢れる画家さんなのです。





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