一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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☆セバスティアーノ・リッチ 作「パエトンの墜落」(1703~1704年)
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父である太陽神アポロン(またはヘリオス)から太陽の戦車を借りるも、
サソリにひるんで馬を暴走させてしまったパエトンを、
大神ゼウスが雷光で射止める場面が描かれています。
下から見上げた構図、逆さまに描かれたパエトン、荒れ狂う馬、
とてもダイナミックな印象を与える作品です。
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☆Nicolas Bertin作「アポロンの馬車(戦車)をひくパエトン」(1720年)
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さそり座の由来はこちらの記事へ
馬の手綱を握っているのがパエトン、
青い衣を着て、パエトンに道を教えているのが父アポロン。
周りにいる女性たちが季節の女神(精霊)のホーラたち。

パエトンが今まさに出発しようとしている場面ですね



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さそり座のお話は前回の記事

☆ニコラ・プッサン作「サトゥルヌスと4人の四季と、パエトンとアポロン」(1635年)
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父であり太陽神アポロンの元へ、太陽の戦車を貸してほしいと頼みに来たパエトンの様子が描かれた作品。
アポロンは画面右で竪琴を持っている人物で、青い衣がパエトンです。
アポロンの背後のモニュメントみたいなものには、星座のシンボルが描かれていますね

またサトゥルヌスという農耕の神と四季の擬人化が4人います。
誰が誰か が、ちょっと全部あってるか自信がありません。。。

サトゥルヌスと、四季の象徴物を以下に書いておきます
時間がある方は絵と見比べて考えてみてください(笑)

春…髪に花飾りをつけている、もしくは花を持っている
夏…穀物や、穂、果実を持つ
秋…葡萄の実や葡萄の木と結び付けられる
冬…老人の姿の場合がある、コートや火が一緒
サトゥルヌス…ローマ神話の農耕神、または時の神。老齢で杖などを持っていたりもします


ちなみに画面左奥の馬と一緒にいるのは、
「日の出の絵」カテゴリーでも紹介した季節の女神(精霊)ホーラ。
アポロンが出発するための準備を行っています。


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さそり座のお話パート2、

太陽神アポロン(またはヘリオス)の息子にパエトンという青年がいました。
彼は父が太陽神であることを誇りに思っていましたが、
友達は誰も信じてくれません。
そこでパエトンは父に会いに行き、太陽の戦車を貸してほしいと頼みます。
アポロンはこれを拒否しましたが、パエトンの変わらない意志に根負けし、貸すこととします。

そしてパエトンが手綱を握った、4頭だての戦車は順調に走り出します。
しかし、行く手には、夜空の星座達がおり
蠍座のサソリを観たパエトンが怖くなってひるむと、
(または馬がサソリに刺されたため)
馬車はとたんに暴走をはじめ、地上や天空を滅茶苦茶に走り回りました。
太陽の戦車が近づいた地上は火事が起こり、天空も焦がしてしまいます。

慌てた大神ゼウスはやむなくパエトンを雷光で殺しました。
パエトンはエリダノス川に落ち、
息子の死を悲しんだアポロンの涙が琥珀となってエリダノス川の底に沈んでいるといわれています。

※この事件によって、地上に砂漠ができたとされます。


☆ギュスターヴ・モロー作「パエトンの墜落」
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こちらの作品には蠍は描かれていませんが、
星座の猛獣達が襲い掛かってきてびっくりしているパエトンの様子が描かれています。
下からでてきているのは海へび座かな?




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星座の絵のご紹介、続いてはさそり座(10/24~11/21)です。

さそり座の由来で有名なお話は2種類あって、
おそらく一番よく耳にするのが、オリオンとサソリのお話です。

☆作者不詳
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有名なオリオン座の人物、美青年オリオン。
彼は海の神ポセイドンの子で、狩猟の達人だったが、乱暴な性格だった。
力のままに狩りで動物を殺しまくり、
あげく「自分ほど強いものはこの世の中にいないし、どんな動物だって狩ることができる!」
と罵声をはいたため、大地の女神ガイアが怒り、
オリオンを殺すために猛毒を持つサソリを仕向けました。
そして豪腕なオリオンもサソリの毒にはかなわず死んだ というお話です。


上記作品では、猟犬を連れて狩猟の途中のオリオンの背後で
ガイアがそっとサソリを仕向けている様子がわかります。

ちなみにオリオン座はよっぽど蠍が怖いようで、
さそり座が東の空から上るとそそくさと西の空に沈むといわれています。


以上のオリオンと蠍のお話が
星座の由来としては、一番有名なのですが、
絵画としてよく描かれているのはパエトンという人物のお話ですので、
次回はそちらもご紹介いたしますv

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☆ルイス・リカルド・ファレロ作「天秤座」
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天秤座そのものを描いた作品。
天秤では黄金(富の象徴)と鳩(平和の象徴)が量られ、
圧倒的に平和へ重きが置かれているとわかります。

暗闇の中に浮かび上がる2人の裸婦が甘美な空気漂い、
メッセージ性がほどよく薄れていますね

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☆ローラン・ド・ラ・イール作「平和と正義が抱き合う風景」(1654年)
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剣と天秤を持ったユスティティア(またはテミス)が平和の擬人像と抱き合っています。
「平和」は剣で、足元の鎧(戦争)をつきさし、平和の勝利を意味していると思います。

朽ちていく人工的なもの(建造物)と、周囲の木々や動物達とが対比して描かれています。

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天秤座の由来はこちらの記事

一般的に天秤座はギリシャ神話の正義の女神アストレイアをモチーフにしていると言われますが、
天秤を持つ女神は、ローマ神話の正義の女神「ユスティティア」(英語名:Lady justice)と同一視されます。

☆ルーカス・クラナッハ作「ユスティティア(?)」(1537年)
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ユスティティアは、アストレイアと同じく、片手に善悪を量る天秤を持っています。
また、もう片手には正義を執行する剣をもつ姿で表されます。



「正義」の擬人像である事から、裁判所などには、
ユスティティアが目隠しをして天秤と剣を持っている姿の像が置かれていることが多いです。
これは厳密にいうとアストレイアの母「テミス」を示しているといわれますが、こちらも同一視されることが多いです。
参考:テミス像
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