一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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雪の絵シリーズ、風景画が続きましたので、人物画も。

☆イワン・クラムスコイ作「忘れえぬ女」(1883年)
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雪の積もる街を背景にしたこの女性、ロシアの画家クラムスコイの作品です。
邦題は「忘れえぬ人」「忘れえぬ女」と書かれますが、
ロシア語では Неизвестная、
英語では Unknown となり、直訳すると「知らない人」という意味です。

要するに、いってしまえば普通の人物画ですが、
単純にそう行ってしまえない複雑な感情の行き来を予感させるような雰囲気を湛えており、
この絵が描かれた背景を知りたくなってしまう、魅力的な作品。


美しい身なりや、気品のある表情、馬車の上から見下ろす目線など、
この女性の身分の高さがうかがえます。

表情の拡大を見て観ますと、
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あまり興味を持ってこちらに視線をむけているというワケではなさそう。

雪の積もる日、道を歩いていたら、
偶然見知らぬ美しい女性を見かける、
向こうはこちら側に興味はないけれど、作家の中では忘れられない存在となってしまう

ということで、「Unknown」、日本語で「忘れえぬ人」とタイトル付けされたのでしょう
(勿論、そんなシチュエーションで描いているワケないですが。。。)

それにしても、一度観るととても印象に残る1枚で、
相当好きな作品です。
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☆ウイリアム・ターナー作「グリゾンの雪崩(雪崩に押しつぶされる小屋)」(1810年頃)
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ターナーは、この作品に
「...歳月を経たすべてのものが押しつぶされる...人の苦悩も希望も すべてが埋もれる」という詩を添えて展示したといわれています。


☆ウイリアム・ターナー作
「Messieurs les voyageurs on their return from Italy」(1812年)
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特に下の作品は、、吹雪を描いた作品に比べると、とてもおとなしい作品。

この後、彼自身厳しい自然の猛威を生身で経験していったことによって、
あのような印象派的な自然の描写に進んでいったのでしょう

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☆ウイリアム・ターナー作
「吹雪―アルプスを越えるハンニバルとその軍隊」(1812年)
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イギリスを代表する風景画家、ターナーの作品。
まるで大波のように襲い来る吹雪の描写に目を奪われますが
この作品は、ハンニバル(北アフリカの国家カタルゴの司令官)が、吹雪の中必死の思いでアルプスの峠を越えていきローマ軍から勝利したという史実に基づいた歴史的風景画。



☆ウイリアム・ターナー作「吹雪-港の沖合の蒸気船」(1842年)
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ターナーの吹雪の作品をもう1枚。
画面全体がうねる様な吹雪に包まれて、蒸気船はその形をはっきりとさせません。

Wikipediaにはこんなことも
「吹雪-港の沖合の蒸気船」は、印象派を30年も先取りした先駆的な作品であったが、発表当時は石鹸水と水漆喰で描かれたなどと酷評された。
この作品を制作するためにターナーはマストに4時間も縛りつけられ、嵐を観察したという逸話が残っている

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☆アンナ・リー・メリット作
「Portrait de Minna Sophia Farrer tenant un lapin」(1878年)
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☆ヘレン・アリンガム作「うさぎの籠」
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ヴィクトリア朝期に活躍した女流画家さんの作品。
うさぎに餌をあげている少女や、犬や鳥などが描かれています。
女性ならではの、子供に向ける温かいまなざしが伝わってきます

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☆ウィリアム・ダイス作「タイトル不明」
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うさぎは見た目のかわいらしさや、繁栄の意味もあることから、
特に子供と一緒に描かれることがよくあります。
この作品においても、少女の愛らしさをより一層高めているように見えますね

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ピエール・ボナール作「坐る娘と兎」(1891年)
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緑色の背景、緑色の服の女性と足元にうさぎ という不思議な作品。

ジャポニズム(日本趣味=当時日本の浮世絵が特に印象派の画家に絶大な影響を与えていました)の影響を大変受けていたボナール。
縦長の画面自体が掛け軸を連想させますし、
背景の木を文様化して描いたり、と、浮世絵のような平面的な画面作りが顕著に表れれています。

りぼんをつけて走っていくうさぎがとてもかわいらしいですね

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☆Frederick Stuart Church作「うさぎと少女」(1886年)
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うさぎと少女の描かれた作品。
少女の奏でる縦笛に耳を立てて聞き入るうさぎ達。
印象派を思わせるような独特の筆使い、色使いと共に、
少女の白いシースルーの衣装も相まって、
神話的・幻想的で、まるで天国を描いている絵のような印象さえ受けます

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