一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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アルフォンス・ミュシャアルフォンス・ミュシャ
アルフォンス・ミュシャ 飯山 佳子
講談社 1986-04-18


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アール・ヌーボーの代名詞ともいえるミュシャの作品集。

ミュシャはリトグラフ、油彩、パステル画など描いていますが、
本書はほとんどがリトグラフの作品。

ミュシャの作品は美しい曲線と細部に渡る装飾、そして美しい色彩が見所ですので、
図版の印刷が美しいことが絶対条件ですが、
この本はそれを難なくクリアー。
印刷がとってもキレイです。

その上、作品についての解説もないので、図版は大きく掲載されています。


ファインアート好きな方から、
デザイン、イラスト好きな方まで幅広い指示を得ているミュシャ。

現実の喧騒を忘れられる、貴重な1冊です。


表紙はミュシャのリトグラフ作品「ビザンティン風の頭部:ブロンド」
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以下Amazonより転載↓

商品の説明 ●出版社/著者からの内容紹介
レンドルのミュシャ・コレクション
スーパーテニスプレーヤーの秘められた芸術的感受性によって選びぬかれた、アール・ヌーボーを代表する画家ミュシャの傑作作品を初公開!!

ミュシャの作品には何か特別な心安まる穏やかさがあります。特に装飾用のセットがそうであり、私の精神を高揚させ、ゆったりとくつろげるたたずまいをつくってくれます。ミュシャの描く女性たちの典雅な美しさ、構図の優美さ、そして彼が自分の作品にそそぐ誰の目にも明らかな心づかいと敬意、それが私の気持ちを畏敬の念で満たし、私自身の仕事への努力も同じように完璧なものにするべく励めと鼓舞してくれるのです。──イヴァン・レンドル
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メインカテゴリ:参考本・オススメ本紹介

4309267505新装版 西洋美術解読事典
J・ホール 高階 秀爾
河出書房新社 2004-05-01



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この本は相当使えます。
何に使えるかというと、私の日々のブログ更新(笑)
ページ数425ページのハードカバー。
最初数ページだけカラーページがありますが、
残りはモノクロで、絵もあまり掲載さてていません。

内容は、西洋絵画や彫刻における主題と象徴の事典。
主に聖書と神話の用語辞典。
用語から調べられるというのが斬新!

例えば、「鳥」を調べると、
古代エジプトにおける魂の象徴~(中略)~
幼子キリストが手に持った鳥や、糸でつなぎとめられた鳥が描かれる。~(中略)~
ユノの擬人像でもある。
鳥かごや罠につかまっている鳥は「春」寓意画に登場する。~(中略)~
木の枝に巣作りする鳥達が描かれるのは、天使アンナへの告知の場面~後略
と、ひたすらに鳥が絵の中で何を象徴しているかを説明しています。
(※印部分は、別頁にその用語説明がされています。)

他にも
「天地創造」「磔刑」「聖母のエリザベツ訪問」といった聖書の題材、用語や
「オリオン」「トロイア戦争」「ムーサ」などのギリシャ神話用語
「真実」「楽器」「太陽」「羊飼い」といった用語の解説がぎっしり詰まっています。

絵画鑑賞の初心者の方には使いづらい本でおすすめはできませんが、
美術鑑賞する際に、もっと意味を知りたい!楽しみたい!
と思っている方にはかなりおすすめの本です。


ちなみに表紙はブロンズィーノの「愛の寓意」
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以下Amazon商品ページより転載↓↓
■商品の説明■
内容(「MARC」データベースより)
キリスト教や古典文学など西洋美術に特有の主題・象徴・人物・動植物・観念・持物などについて、図像学の成果に基づきながら明快に解説した、イメージを読むための美術基礎事典。


メインカテゴリ:参考本・オススメ本紹介

☆ジョン・ウィリアム ゴッドワード作「エラトとリラ」(1895年)
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リラとは竪琴の意味。
口を少し開けているため、歌を口ずさんでいるようにも見えます

メインカテゴリ:芸術の絵

サブカテゴリ :象徴主義・ラファエル前派神話画

☆Ludwig Guttenbrunn作「エラトとしてのマリーアントワネット」(1788年)
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フランス国王ルイ16世の王妃で、フランス革命において処刑されたマリーの肖像。
彼女の肖像画はたくさーーーんあって、
当時のファッションリーダーであったマリーは、
豪華絢爛な衣装を纏い、大変美しい姿で描かれることが多いです。

それは勿論、当時の画家たちが、肖像画の依頼主である彼女を喜ばせるため。

この作品では、彼女をムーサの寓意を込めているため、
他の肖像画と比べて、質素な服装を纏っていますが、
薄暗い森の中で、彼女自身から発光しているような描き方や、
エラトの象徴物である美しい竪琴や、花の女神フローラを思わせる花冠をつけていることで、
超人的な存在感が感じられます。

メインカテゴリ:芸術の絵

サブカテゴリ :ロココ美術肖像画寓意画

☆ジョバンニ・サンティ作「エラト」
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エラトの持物のひとつ、タンバリンを持っています。

ちなみにタンバリンは、
古代ギリシャの酒神バッコスの祭典で奏楽に用いられる楽器で、
バッコスとともに描かれることも多い楽器です

メインカテゴリ:芸術の絵

☆フィリッピーノ・リッピ作「音楽またはエラトの寓意」(1500年)
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ムーサの一人、独唱歌をつかさどるエラト。
エラトは抒情詩、歌唱、舞踏により愛情を芸術的表現する女神でもあります。

この作品では、エラトの左に鹿の頭を竪琴に見立てておいてありますが、
竪琴は彼女の持物としてよく描かれます。
その下にもシュリンクスと呼ばれる管楽器と、縦笛のようなものも描かれています。

併せて描かれている白鳥。
古典では、白鳥は音楽を愛し、死の間際美しい声で歌うとされており、
このことから、音楽関係のアポロンやエラトのアトリビュートとして描かれることが多い動物

メインカテゴリ:芸術の絵

サブカテゴリ :神話画ルネサンス

☆ラファエロ・サンティ作「パルナッソス山」(1511年)
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ギリシャ神話の太陽神アポロンと9人の芸術の女神(ムーサと呼ばれます)たちが描かれた作品(中央)。そのまわりの月桂樹をつけた方達は、当時の知識人でしょうか。


では、コレに描かれたギリシャ神話を少し解説v

アポロンは、太陽神が通説ですが、もともとは芸術、学術関係の守護神。
そして、9人のムーサたちを主宰しています。竪琴を持っている姿が一般的ですが、この作品ですとヴァイオリンを弾いていますね


そして、9人の女神達、
実は各々細かく役割もあります

* カリオペ : 英雄叙事詩。持ち物は書板と鉄筆。
* クレイオ : 歴史。持ち物は巻物。
* エウテルペ: 抒情詩。持ち物は笛。
* タレイア : 喜劇。持ち物は仮面(喜劇)・蔦の冠・羊飼いの杖。
* メルポメネ: 悲劇・挽歌。持ち物は仮面(悲劇)・葡萄の冠・靴。
* テルプシコラ : 合唱・舞踊。持ち物は竪琴。
* エラトー : 独唱歌。持ち物は竪琴。
* ポリュムニアー : 讃歌・物語。
* ウーラニアー : 天文。持ち物は杖。


ラファエロの作品を見てみると、こういった象徴物が丁寧に描かれています。ちなみにこの作品のタイトル「パルナッソス山」とは、ムーサたちの住んでいるところです。



★見づらいと思いますので、アポロンとムーサの拡大画像も載せておきます

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サブカテゴリ :ルネサンス神話画


D. Jeffrey Mims作「絵画の寓意」(2009年?)


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このブログ初の現存作家さんです。

女性の後ろにパレットと筆があり、絵描きを示していますねー

翻した布、膝がつきでてきそうな構図などで、
迫力(動き)があります

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サブカテゴリ :近代・現代寓意画

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