一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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お花の絵のご紹介。
みずみずしい花を描くことはどの作家さんの腕の見せ所。


★今回ご紹介するお花の絵はNarcissus(ナルキッソス)=水仙が描かれている絵。
元々ギリシャ神話が語源で、日本でもナルシスト(自己愛者)という言葉でおなじみ。
ギリシャ神話のお話は、ナルキッソスという少年が、他人を愛せない罰として、自分しか愛せなくなるというのろいを掛けられ、水に映った自分の顔に見惚れて、最期は川に落ちて死んでしまうというお話。悲しいですねぇ。

☆アンリ・ジャン・テオドール・ファンタン=ラトゥール作品
ファン・ラトゥール
上の方にある白いお花がスイセンだと思います。花の名手、さすがラトゥール。



ちなみに神話のナルキッソスの絵もご紹介。
☆ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ作「ナルキッソス」(1597-99)
ナルキッソス
光と影を巧みに描いたカラバッジョ。自己の姿に酔い、でも自分のものにならないという憂いを秘めた表情が、見るものを絵に引き込みます。
ちなみにナルキッソスがナゼ水仙という花の名前になったかは、彼が死んだ場所に水仙が生えていたというだけです。花言葉も「うぬぼれ」「自己愛」とかで、あんまりいいイメージがないのは神話の中の彼のせい。









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お花の絵第2回。
今年の夏は異様ーーーに暑いですねぇ!
そして、夏のお花といえば、、、これ!を紹介いたします


☆フィンセント・ファン・ゴッホ「14本のひまわり」(1888年)
ゴッホ ひまわり


ゴッホの代名詞、ひまわりの絵。鮮やかな黄色がぱっと明るい気分にさせてくれます。といいたいところですが、枯れていますね、お花が。


ひまわりにまつわるお話をひとつ。これもギリシャ神話にあるんですよ~
アポロンという太陽神に恋をしてしまった水の女神クリュティエ。始めは彼の寵愛を一身に受けていましたが、アポロンはいつしか心変わり。それにショックを受けた彼女は九日間、冷たい地面に座ったままで、何も食べず、何も飲まず過ごした。いつしか足は大地にめり込んで根となり、身体は茎に、泣き濡れた美貌は花に変わった。この花は今でも常に太陽の方を向く性質を持っています。これが=ひわまりです。
そう思ってゴッホは描いていないと思いますが、枯れていくひまわりにも物語を感じてしまいます。

上記神話の絵をひとつ。
☆シャルル・ド・ラ・フォス作「ひまわりに変身するクリュティエ」(1688)
Clytie1.jpg
まさにひまわりに変身していく様子が描かれています。遠くにはアポロンの姿が。
まわりにいる人たちは水の精の仲間。


ゴッホから無理やりつなげた感が否めませんが(笑)、こうやってみるのもまた面白いですよね






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花を描くことにとても秀でていた作家さんルノアールのお花の絵をご紹介。

☆ピエール=オーギュスト・ルノワール「デルフト焼きの花瓶のバラとジャスミン」(1880-1881)
hana1.jpg
この作品にまつわるお話というより、ルノアールの花の作品全般においてのお話になってしましますが、
彼の代表作として挙げられるのは裸婦などの人物画。
独特ののびやかなタッチで描くことで、日本でも大人気の作家さんですが、
モチーフとして花を選ぶ理由としては、色彩の研究のためだったようです(ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが)
人物画と違って、時間を気にせず、色の研究ができるモチーフとして最適だったんでしょう!余談ですが、ルノアールはこんなにも色彩鮮やかな絵を描きますが、晩年もっていた色は6色だけといわれており、それだけであの豊かな色彩を生み出していたそうです。うーん、奥深い!


バラの花言葉は「愛」
ジャスミンの花言葉は「幸福」

「幸福の画家」と呼ばれていたルノアールらしい輝きに満ち溢れる名画ですね!








世界の巨匠『ルノワール』が描いた名画 ■ルノワール名画額(サムサイズ)「花瓶の花」世界の巨匠『ルノワール』が描いた名画 ■ルノワール名画額(サムサイズ)「花瓶の花」
ピエール=オーギュスト・ルノワール (Pierre-Auguste Renoir)


絵画 ルノワール ばら絵画 ルノワール ばら
アトリエドパリ


ルノワール 幸福の画家ルノワール 幸福の画家
(2010/04/03)
ジル・ネレ


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お花の絵というくらいですからお花が描かれている絵を紹介しているのですが、
ここで、お花を擬人化して描いた画家さんの絵をご紹介。

☆アルフォンス・ミュシャ作「連作花4部作」(1898年)
mucha1.jpg


画像がこまごましてますので、クリックして拡大してご覧ください。
アールヌーボーに花開いた画家、ミュシャ。ポスター制作で有名です。
上記は4枚一組の連作で、花を擬人化して描いています。
左から薔薇、アイリス、カーネーション、ユリ。

この4つの花、ギリシャ神話に由来があるものばかり!
★薔薇は、ギリシャ神話の愛と美の女神ヴィーナス(アフロディテ)の聖花とされており、彼女が誕生する際に生まれたと言われています。
★アイリスは、ギリシャ神話の虹の女神イリスが誕生する際に生まれた花。
★カーネーションは、神々を称える花冠を作るお花として祭壇に祀られているお花。
★ユリは、ギリシャ神話のヘラ(結婚・家庭生活の女神)の乳の雫。

まて、聖書では、ユリは聖母マリアを象徴するものとして、絵画によく登場します。
アイリスはルネッサンス期に上述ユリの代わりとして描かれていたことが多い花です。

クリスチャンだった彼は、
この神聖な花たちを、女性の姿に置き換えて見事に描いていますよね!
特に右の「百合」は、真っ白な百合が、威厳を称えて直立している女性の周りを華やかに囲んでいるため、とてtも神聖なイメージを持たせている気がします。


花言葉も愛や純潔といった言葉が並ぶ華麗な花ばかりを集めた4作品。
華やかさ、しとやかさ、威厳。。。様々なインスピレーションを感じる作品です






《名画》アルフォンス ミュシャ フラワー(1897)《名画》アルフォンス ミュシャ フラワー(1897)
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ポスター アルフォンス ミュシャ Hyacinthポスター アルフォンス ミュシャ Hyacinth
アルフォンス ミュシャ


アルフォンス・ミュシャアルフォンス・ミュシャ
(1986/04/18)
アルフォンス・ミュシャ飯山 佳子

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造形の美しさよりも、
自然の光の移り変わりや、一瞬の空気感を描くことに生涯をささげ、
花のある風景を頻繁に描いた画家「モネ」の花の絵をご紹介

★彼の家には、バラや季節の花々が咲き誇る
通称「モネの庭」と呼ばれる自慢の庭がありました。
そこで移ろい行く自然の[光]と[色彩]の美しさをを描いていました。
どれも画家自身が大切に育てていた花。
今回は数あるお花の絵から2点を。

☆クロード・モネ作「モネの庭 (アイリス)」(1900年)
monet.jpg


紫色のアイリスの光と影における色彩の対比がとても鮮やかな作品。
緑と紫(さらに茶色と水色)という個性の強い色が溢れているにも関わらず、
それが調和して互いの色を引き立てあっています。。。!すごいっ
あ、前回の記事で触れたアイリス、モネも育てていたんですね~!ミュシャと時代もちょうど同じくらいですが、アイリスひとつとっても、描き方が全く違って面白いですね


☆クロード・モネ作「ジルベニーのバラの道」(1920-1922年)
monet2.jpg


ジルベニーとは、モネが晩年住んでいた地名です。この作品も彼の庭で描かれたのですが、本当に立派なお庭だったんだなぁと改めて思います。水面の描写も見事です



もう1点ご紹介。

☆クロード・モネ作「ジルベニーのバラの並木道」(1920-1922年)
monet3.jpg


これは上述のバラの道を描いている作品ですが、全然印象が違いますよね。
モネは、晩年白内障で、色彩の区別がほとんどつかなくなっていたと言われています。
おそらく、その目の状態でそのまま捉えた印象を描いたのでしょう、
心象的な作品に見えつつも、画家の力強い絵への執着心が伝わってくる作品ですね


モネの作品は、近くで見ると、ただ絵の具が生っぽく置かれているように見えるけど、
離れてみると、その無造作な色と思えたものが、空気感を帯びて1枚の絵となる。
少し技術的にいえば、色の3原色ではなく、光の3原色を巧みに描いたということです

デッサンも色彩もしっかりと把握していた、才能溢れる画家さんなのです。





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今回で一旦お花の絵シリーズを区切らせていただきますv
ということで、一味違ったモダンな花の作品を描いた作家さんをご紹介。

★生涯を通じて花のアップの絵などを描いた、アメリカを代表する女性画家ジョージア・オキーフ。
今回は、カラー(英名:calla lily)が描かれた2点をアップしました。

☆ジョージア・オキーフ「calla lily turned away」(1923年)
calla1.jpg




☆ジョージア・オキーフ「Two Calla Lilies on Pink」(1928年)
calla2.jpg




どーんと画面いっぱいに咲く花。彼女は余計なものを排除して、
物事の本質を描きたいと考えていたようです。
一直線な素敵な絵ですね!
上の方の絵は、白いカラーに白い背景を持ってくるあたりが、なんともモダンなイメージ。

カラーという花自体も、ギリシャ語では「美」を意味していて、
花言葉も「夢のような美しさ」「清浄」「しとやか」。
すらっとした佇まいのお花ですが、
それを画面に思いっきり大きく配するというこの画家さんのセンスが素晴らしい!








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