一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をモチーフとしている絵画をご紹介。

この戯曲、あらすじはご存知の方も多いかと思いますが、ざっくりと説明いたします↓

「ロミオとジュリエット」
ロミオ(男)とジュリエット(女)は互いに敵対しあう名家の息子と娘で、パーティーで出会うと一目で恋に落ち、ひっそりと結婚する。そんな中ジュリエットが両親に勝手に許婚を決められたり、ロミオが殺人(過失)の罪で街をでなければいけなかったりと2人の間には障害が。ジュリエットは許婚から逃れロミオの元へ行くため、毒で一時的に仮死状態を作り出し、まわりに自分は死んだものと思わせようとする。ただ、その計画がロミオにうまく伝わらず、ジュリエットが本当に死んでしまったと思ったロミオは自らも毒を飲み自殺し、生き返ったジュリエットも後を追う。
この悲しい事件によって両家和解となる。


悲恋のお話ですね。映画や舞台でもお馴染みのシェイクスピアの代表作です。

主人公2人のまっすぐで純粋な気持ちと、そのまわりの大人たちの傲慢な気持ちが、交錯しつつも、対象的に書かれたこの作品。主人公2人の儚くも一直線な想いが、色々な作家さんの霊感を刺激したようですv



☆フランク・バーナード・デクシー作品「夜明けのロミオとジュリエット」(1884年)








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☆フォード・マドックス・ブラウン作「ロミオとジュリエット」(1870年)



愛の告白付近のシーン。
「ああロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」という台詞が有名ですね
始めは2階バルコニーにジュリエット、ロミオは1階部分にて言葉を交わすのですが、
ロミオがよじ登ってきて、ジュリエットと再会し、明日結婚しましょうと約束します。
(早いっ!)
その後ジュリエットが乳母に呼ばれ、名残惜しみつつその日はお別れします。
2人の想いが通う という物語の中でも最もロマンティックな場面です

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☆フランチェスコ・アイエツ作「ロミオとジュリエット」(1823年)




甘美な空気が漂う、ロミオとジュリエットのキスシーン。

しかし、この作品は、奥にキリストの磔刑の十字架が見えることから、
2人の今後の未来の困難さを象徴しているように見え、
儚い若い愛の寓意を描いた作品にも見えてきます。

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☆ウージェーヌ・ドラクロワ作「ロミオとジュリエットの別れ」(1845年)
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空は日が昇り始め(夕焼けにも見えますが)、そろそろお別れの時間というシーン。
ロマン主義のドラクロアらしい明暗が強調された情緒溢れる画面作りによって、
この2人の心情が、鑑賞者に劇的に伝わってきます。




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☆ウィリアム・ハザレル作
「O, Romeo, Romeo, Wherefore Art Thou Romeo?」(1912年)
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タイトルがあの有名な台詞「ああろみお、どうしてあなたはロミオなの!」
ですね。この愛の告白シーンは、もともとジュリエットがロミオへの想いを独り言で言っていたところ、
それを当の本人に聞かれてしまうというもの。で、まさにこの絵がその瞬間です。
ちょっとだけでもロミオの姿はないかなぁと、絵の中を探してみましたが、見つかりませんでした。。。

嬉しくて切なくて自分の運命を受け入れたくない、、、という複雑な女心を覗かせる表情、
男性の画家が描き表すのは大変なんだろうなぁと妄想いたします。

シェイクスピアの悲恋の戯曲「ロミオとジュリエット」の芸術作品、
今回はジュリエットだけが描かれている。
ジュリエットは、名家キャピュレットの娘。お金持ち。まだ13~14歳!

ロミオは理想を追い求める情熱家タイプ、
ジュリエットは理想を追い求めつつも冷静に自己分析するタイプの女性だと思います。
(※計画的に駆け落ちを実行することから)


☆ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作
 「ジュリエット(あるいは、青いネックレス)」(1898年)
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13歳という年齢設定に相応のあどけなさが残るジュリエット。
何かを暗示するように持つ青いネックレス。
眉毛の下の窪みの影のせいでか、影を帯びた表情。
笑顔はなく、何かを見ているというよりは、深く考えているという印象を受けます。




J.W.ウォーターハウス【画集】J.W.ウォーターハウス
(2006/11)
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☆Philip Hermogenes Calderon 作「ジュリエット」(1888年)
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ウォーターハウスの作品よりももう少し年上のお姉さんに見えるジュリエット。
上を向く目線(とはいっても星を見ているわけではなさそう。。。)や、
右手が上を向いていることから、若干積極的な思考をしているように感じます
背景の星空もあいまって、大変ロマンティックな雰囲気ですね

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「ロミオとジュリエット効果」という言葉をご存知ですか?
特定の目的を持っている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象の事(wikiより)。

そんな悲しい言葉もできてしまうくらいなので、
劇中、この主人公2人が幸せに一緒に過ごすシーンって本当に少ないです。
出会ったときと、結婚して一夜を共に過ごすときくらいかな?
あとは、運命に翻弄されるがまま悲しい結末に向かっていきます。

今回と次回は、そんな2人が一番幸せだったであろう、結婚する場面、が描かれた作品をご紹介。


☆カール・ベッカー作「ローレンス神父の前のロミオとジュリエット」
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一瞬何の場面かはわからないかもしれませんが、
2人が結婚する際に立会人とした、神父のローレンスが描かれていることから、結婚のシーンとわかります。
ジュリエットの頬が高揚して赤くなっている感じがかわいらしい。
特にロミオのポーズは大げさに描かれていますが、「ロミオとジュリエット」は戯曲(演劇の上演のために執筆された脚本)がもとですので、アリかなと思います。

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