一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
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今日からカテゴリーかわりまして「オフィーリア」の絵のご紹介v

まず、オフィーリアって何?という方へご説明。

●ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の登場人物で、主人公ハムレットの恋人の美少女。
詳しいお話は割愛いたしますが、
ハムレットは父である国王が死んだ理由を突き止めるため気が狂ったふりをします。
何も知らないオフィーリアは態度の変わった恋人の姿を理解できず悲しみます。
そんな折、オフィーリアの父ポローニアスをハムレットが勘違いで殺してしまいます。

恋人に冷たくされた上に父を殺されたオフィーリアは
ついに正気を失い、父の葬儀のときでもお花を摘んで歌を歌ったりしていました。

そして花を摘もうと遠くに手を伸ばしたオフィーリアは川に落ち、
狂気の歌を口ずさみながらそのまま死んでしまいます。●


悲しいお話ですね。。
しかしこの話は、特に象徴主義の画家の霊感を刺激し、
多くのオフィーリアの姿が描かれました。



一番始めは、オフィーリアの絵といったらこの絵!!をアップします


☆ジョン・エヴァレット・ミレー作「オフィーリア」(1852年)

Ophelia1.jpg

オフィーリアが水に落ちた後の場面ですね。
彼女と一緒に流されるお花、衣装、まわりの草の細部に至るまでとても緻密に描かれています。



顔を拡大すると
Ophelia2.jpg

死ぬ直前に歌を歌っている様子が描かれているようです。

モデルさんはバスタブで何時間もこの格好をしていて病気になったという逸話も。。。



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オフィーリアの絵2回目は私も大好きな作家さん、ウォーターハウスの作品

☆ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作「オフィーリア」(1910年)

Ophelia3.jpg

美しい青色の衣装を身に纏い
狂気にみちた顔で花をいっぱいに抱えるオフィーリア。

こちらに視線を投げかけているような、
どこか遠くを見ているような瞳が印象的 (で、怖い)

そんな彼女の姿を怪訝な顔で見つめる女性の姿も描かれていますね




ウォーターハウスさんはこの画題を気に入っていたようで、
オフィーリアの作品を何枚か描いているようです

もう1枚ご紹介


☆ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作「オフィーリア」(1894年)

Ophelia4.jpg

川岸で髪に花を飾りつけるオフィーリア。
物語を知らなければ美しい絵に見えるのですが、、、



お顔のアップはこんな感じです
Ophelia5.jpg




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☆アーサー・ヒューズ作「オフィーリア」(1851-53年)

Ophelia6.jpg

オフィーリアの作品というと、一番有名なのはミレイのオフィーリアだと思いますが、
上記作品もよく目にする気がします。(ちなみにミレイとほぼ同時期に活躍していました)

悲しそうに川(沼?)に花を撒き散らすオフィーリア。。。
異常に顔が白く、死を予感させます。



この作家さんももう1枚オフィーリアを描いています。

☆アーサー・ヒューズ作「オフィーリア」(1863-64年)

Ophelia7.jpg

同じ方が描いたとは思えないくらい印象が違います。
描き方が細密になっていますね。
個人的にはこの衣装が好きです 笑



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☆ジュール・ジョゼフ・ルフェーブル作「オフィーリア」(1890年)

Ophelia8.jpg

朝顔の花冠をつけて呆然と水の中に立ち尽くすオフィーリア。
長い髪の毛が美しいですね

ちなみに朝顔の花言葉は、「愛情」とか「はかない恋」とかだそうで、
それを知っていて描いているのかはわかりませんが、
オフィーリアの悲しい心の内をそっと表しているように見えます。




この作家さん、朝顔が好きだったのかはわからないですが、
同じように朝顔をつけた人物像の作品もあったのでアップします
(オフィーリアではないです ☆)

☆ジュール・ジョゼフ・ルフェーブル作「朝顔の花をつけたニンフ」)

Ophelia9.jpg


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☆アレクサンドル・カバネル作「オフィーリア」(1883年)

Ophelia10.jpg

こちらも有名どころのオフィーリア作品

すごい体勢だ、と思ったら
よく見ると木の枝が折れているので、
元々はそこに乗っていたんでしょう。

木から転落しても落ち着いているオフィーリア。
死にゆく自分の運命を受け入れているかのようでとても悲しく美しいです。

なんとなくミレイの作品の影響が感じられますねぇ☆
(実際観たかはわからないですが恐らく知っていたとは思います、、、)


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Carlos Ewerbeck作「川辺のオフィーリア」(1900年)

Ophelia11.jpg

アメリカの作家さんの作品。
多くの作品でオフィーリアと一緒に描かれる花がない上
なぜかものすごく薄着で神話上の女性にも見えるため
一瞬オフィーリアの作品?とわかりづらい感じです。

しかしこの女性の見つめる先は
紅葉した木が映りりこんでいるのか真っ赤に反射した川。

これから彼女の身に起こる死を暗示するかのような色です。



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前回までは死を間近にしたオフィーリアの姿の作品をアップしてきましたが、

少し時間をさかのぼったものをご紹介


☆ウジェーヌ・ドラクロワ作「ポローニアスの前に立つハムレット」

Ophelia12.jpg

画質が悪くて申し訳ないです。。。

オフィーリアのあらすじで、彼女は父ポローニアスをハムレットに殺害されたことで狂気にとりつかれるとご説明いたしましたが、まさにそのシーンを描いている作品。


おそらく奥にいる女性がオフィーリアで、
頭を抱え嘆き叫んでいるのでしょう。

真っ赤なカーテンがなんとも激情的です



ドラクロワはオフィーリアのその後も描いています

☆ウジェーヌ・ドラクロワ作「オフィーリアの死」(1845-53年頃)

Ophelia13.jpg


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☆モーリス・グリーフェンハーゲン作「オフィーリアとレアティーズ」(1885年)

Ophelia14.jpg

白い衣装を着て花を撒き散らすオフィーリア。
すでに正気を失っています。

隣の黒い服の男は、彼女の兄レアティーズ。
この後死んでしまう妹と、父を殺された復讐としてハムレットを殺害しようとします。

そして後ろに立っている青色の服の人は
多分ポローニアスの亡霊かと。
狂気につかれた娘の様子を見ているのでしょう


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