一定期間ひとつのテーマに沿った絵を1日1枚からアップしていきます。絵について、思いつくまま、感じるままに綴ってまいります。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メインカテゴリ:スポンサー広告

前回までのテーマ「雪の絵」を終わりまして、
今回から、12星座にまつわる作品を紹介させていただこうと思います ★

まずは山羊座(12月22日~1月19日生まれの方の星座)からご紹介

☆エドワード・バーン=ジョーンズ作「パンとプシュケ」(1874年)
zodiac1.jpg



山羊座はの山羊は、牧神パンのこと。
上記作品の右側の人物、下半身が獣(山羊)上半身が人間という姿で美術作品では描かれます。

星座の由来をWilipediaより拝借↓
神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げた。ヤギ頭の牧神アイギパーンはナイル川に飛び込んだところ下半身だけが魚になり、その姿が大神ゼウスによって星座とされた

アイギパーンがパンのことです。
本来はヤギ頭なんですよね。
ともわれこのような理由で、ヤギの頭、下半身は魚、が山羊座の姿となりました。


ご紹介作品は、星座の由来と全く関係ない話で登場しているパンの作品。
プシュケ(魂の女神)という女性が、恋人を失って途方に暮れているところに
パンが優しく手を差し伸べているという場面です。





スポンサーサイト

メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :象徴主義・ラファエル前派神話画

山羊座の由来は前回の記事

☆George Demetrescu Mirea作「バッカンタ」
zodiac3.jpg


牧神パンが、横たわるバッカンタに笛を吹いて聞かせている場面。

バッカンタとは、酒神バッコスの信女で奔放な性格、楽器とともに描かれます。
パンは音楽の才能に長けているため、
この作品のように、その美しい調べを聞かせバッカンタを魅了します

メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :神話画

山羊座の由来はこちらの記事

牧神パンは、その音楽の腕前の高さから、
太陽の神であり芸術の神のアポロンと演奏の腕比べをします。

☆Hendrik de Clerck作
「アポロンとパンのコンテスト、あるいはミダスの懲罰」(1620年頃)
zodiac2.jpg



真ん中でバイオリンを弾いているのがアポロン、
アポロンに話しかけているのが知恵と学芸のの女神ミネルバ(アテナ)。
 ※ミネルバは話にはあまり関係ありませんが、芸術関係の女神でもあるので描かれたと思います
アポロンの向かって右には、コンテストの審査を任された山の神トモロス。
隣の耳がロバっぽくなっている人がミダス王、
さらに隣で手を挙げ片手でシュリンクス(笛)を持っている半獣の人物が牧神パンです。
手前の女性たちは、アポロンの従者である芸術の女神ムーサ(ムーサについてはこちら

神々が見守る中コンテストがにぎやかに行われている様子。


せっかくですので、山羊座とは直接関係ないですがミダスのお話もご紹介。
ミダスは一国の王。酒神バッコスを手助けした礼として、どんな望みでも叶えてもらえることとなる。ミダス王は、触れたものを黄金に変える力を望んだ。
始めはその能力を自慢していたが、食べ物や飲み物、さらに自分の娘まで黄金に変わってしまったことで、この能力を嫌い、バッコスに頼んで元に戻してもらい、田舎に引っ込み、牧神(田園の神でもある)パンの崇拝者となる。
ミダスはある日、芸術の神アポロンと牧神パンの音楽コンテストにたまたま遭遇する。
パンの熱心な崇拝者であるミダスは、パンの笛の音を賞賛しアポロンよりも優れているとしたため、アポロンが怒り、彼の耳をロバにしてしまった。(ちなみに審査の結果はアポロンの勝利)
ミダスは自身のロバの耳を隠そうと繕ったが、彼の理髪師だけは秘密を知ってしまう。口外するなと言われたが、我慢できず、ついに理髪師は地面に穴を掘って「王様の耳はロバの耳」とささやくと、群生していた草がそれをおしゃべりし始め、家来に伝わってしまう。ミダスは理髪師を殺そうとしたが、考えを改めたことで、アポロンからもようやく許しを貰えて普通の耳に戻った


というお話。(長くてすいません)
イソップ物語の「王様の耳はロバの耳」の元のお話です。
こちらのお話は、牧神パンが一切登場しないバージョンのお話もあります
(その場合、黄金が大好きなミダスがアポロンの悪口をいってロバの耳にされるというもの)

ご紹介作品は、そんな一場面を忠実に再現しようとしていますね★

メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :神話画マニエリスム

星座の絵、次は水瓶座(1/20~2/18生まれの方の星座)のご紹介

☆アントン・ラファエル・メングス作「ガニュメデスにキスするゼウス」
zodiac4.jpg



水瓶座の水がめは、美青年ガニュメデスが持っている瓶のことです。
ゼウスが人間の美青年ガニュメデスを気に入り、
神の酒ネクタルの給仕係りとして側に置いていました。
つまりネクタルを入れている水瓶ですね。

上記作品でも白い肌の青年が、左手に持っています。


メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :新古典主義・アカデミズム神話画

水瓶座の由来はこちらの記事

ゼウスに気に入られて、神の世界に招かれたガニュメデス、
でも、始めはゼウスが彼を誘拐したしたところから始まります

☆ウスターシュ・ル・シュウール作「ガニュメデスの誘拐」(1650年)
zodiac5.jpg


金髪美青年がガニュメデス。
大神ゼウスは変身能力を使って、大鷲の姿に変身してガニュメデスをさらっていきます。

後に、残してきた家族には贈り物が贈られ、
いつでも息子の姿を見れるようにと、ゼウスが計らい、星座となりました。

水瓶座の近くにはわし座がありますが、
これは誘拐したときのゼウスの姿が星座になったものです

メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :神話画バロック美術

ガニュメデスの誘拐の絵の続き

☆レンブラント・ファン・レイン作「ガニュメデスの誘拐」(1635年)
zodiac6.jpg


幼いガニュメデス。
恐怖に顔は歪み、お漏らししてしまっていますね。

ガニュメデスは元々人間ですし、こういう反応が人間らしいのかもしれませんね



メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :神話画バロック美術

☆ピーテル・パウル・ルーベンス作「ガニュメデスの誘拐」(1611~1612年)
zodiac7.jpg


ゼウスが神界にガニュメデスを連れ去ると、
彼は神の酒ネクタルを飲み、永遠の若さと不死の体を与えられます。

おそらく、この作品において、右上の女性(青春の女神ヘーベ)が男性に渡しているものが
ネクタルが入った杯です。
奥では神々が宴をしていますね

メインカテゴリ:12星座の絵

☆Charles Picqué作「ヘーベ」(1826年)
zodiac8.jpg


ガニュメデスがネクタルの給仕係りをする前は、
青春の女神ヘーベがその役割を担っていました。

上記作品は、ガニュメデスが来る前、ヘーベがその役を受けていたときを描いたもので、
大鷲の姿でゼウスも描かれています。
左手で持っているのが、後にガニュメデスの手に渡る水瓶ですね。

ヘーベが結婚した後の後任をガニュメデスが引き受けたという説や、
ゼウスが無理やりお気に入りのガニュメデスを役に抜擢し、ヘーベを辞めさせたともいわれています。

メインカテゴリ:12星座の絵

サブカテゴリ :神話画

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。